WBSとは…

つまり「業務の見える化」をする作業のことです。
既に3,000人以上の受講生を輩出している“売れる仕組み”をつくるプロセスマネジネントの手法を経理部門に応用した認定講座です。
「過剰品質」で「非効率」となった経理作業について徹底的に効率化をすることで会社に直接利益をもたらす『稼げる経理』を目指します。

本講座受講の3つのメリット

  • 1. 現状作業項目の洗い出し方法、無駄な作業を見つける手順をケーススタディ形式で、誰でも簡単に『短時間で習得』できます。
  • 2. マニュアル・チェックリストを整備し『普通の人に普通以上の仕事をしてもらう』環境を作れます。
  • 3. 13大(実例)付録付きなので翌日から業務改善が行なえます。
    • 経理マニュアル、経理業務担当表、月次処理チェックリスト、決算処理チェックリスト、経費清算書、経費清算書2、経理業務星取表、得意先別月次確認ポイント、業務別チェックリスト、法人税申告書作成チェックリスト、決算・法人税チェックリスト、経理WBS実例1、経理WBS実例2

すでにこの「経理WBS」を導入することで飛躍的な成果をあげた会社もあります。

この会社は会計ソフトの開発販売を行ういわば経理処理のプロです。

当然、無駄な工程などあるはずがなく、これ以上の効率化はできないと思っていました。

しかし、その経理処理のプロであるこの会社から、「経理WBS」により経理処理を分解モジュール化する中で次々に出てきた無駄な工程の数々。

まさに知らず知らずにフィルターにゴミが詰まっていたかのように「チェックのためのチェック、さらにそのチェックをするため」の重複処理や特段重要性がないのに、昔から作られていたという理由だけで無駄な書類作成がされていたのです。

これを「時間コストによる処理予算制度」によりやるべき仕事とやらない仕事の線引きをし、「マニュアル・チェックリスト」「星取り表」の整備により誰でもが経理処理ができるジョブローテーションを可能にするとともに「99%ルールの導入」によりスピーディな実績報告を可能になりました。

結果として、経理専属社員による情報が「タコツボ化」した処理からパート社員による分業制による「オープン化」した処理への変更が実現。

おかげで年間の人件費で約400万円もの経費削減を実現するとともに月次試算表を翌月5営業日以内に作成することも可能になったのです。


受講時に得られる資料の一部

こんな方にお役にたちます

売上げが思うように上がらない時代でも、自らの努力で実現できるのが経費削減。
製造分野での経費削減は秒単位での合理化が進められている一方で、
間接部門はまだまだ「絞ればいくらでも水があふれる雑巾」のはずです。
売上半減時代でも勝ち残る強固な仕組みづくりをしたい経営者のお役に立ちます。

どんな時代も「つぶしが利く」といわれた経理職も事情が一変。単に経理処理をするだけの人材は、 その地位をあたらなツールや
安価なアウトソーシングに取って代わられる時代に。
これからの時代は求められるのは、業務を改善し直接会社に利益をもたらす経理社員なのです。
どんな時代にもどんな会社でも求められる「ポータブルなスキル」を身につけたい 経理担当者の強力な武器になるはずです。

講義内容

  1. 第一部 WBSって何?
    • 分解すると無駄が見える
    • 成果をあげられない理由
    • WBS作成のための4つのポイント
    • やらないことを決める
    • 星取表とは?
  2. 第二部 経理WBSが目指すゴールとその道筋
    • 標準化・効率化するためのスキルを身につける
    • 直接会社に利益をもたらす「ポータブルなスキル」を手にすることになる
    • なぜ経理プロセスの合理化が必要なのか?
    • 経理プロセス合理化への3つの大きな道筋
    • 最短ルート発見のための基本姿勢
    • 具体的なマニュアル作成方法
  3. 第三部 実践!経理WBS星取り表への落とし込み
    • 経理WBS実践3つのポイント
    • 経理WBS事例紹介
  4. 13大付録(実例)付!翌日から即実践できます。
    • 経理マニュアル(吉澤税務会計事務所)
    • 経理業務星取り表(吉澤税務会計事務所)
    • 経理業務担当表(アイシーエス通商株式会社)
    • 得意先別月次確認ポイント(みしま税理士法人)
    • 月次処理チェックリスト(吉澤税務会計事務所)
    • 業務別チェックリスト(鈴木税務会計事務所)
    • 決算処理チェックリスト(みしま税理士法人)
    • 法人税申告書作成チェックリスト(みしま税理士法人)
    • 決算・法人税申告チェックリスト(吉澤税務会計事務所)
    • 経費精算書(鈴木税務会計事務所)
    • 経費精算書(みしま税理士法人)
    • 日常業務・月次業務・年次業務・経理業務の基本業務(K社(経理WBS実践例))
    • 商号変更・事業譲渡(S社(経理WBS実践例))

担当講師

講師
講師
鈴木 克俊(すずき かつとし)

1968年生まれ。税理士、ファイナンシャルプランナー(AFP)
NPO法人コーディネーター、システムアドミニストレータ。
明治大学商学部卒業。
1993年、25歳で税理士試験合格、翌年税理士登録。
本郷公認会計士事務所(現辻・本郷税理士法人)河原会計事務所勤務を経て96年、当時28歳で鈴木税務会計事務所開設。
現在、鈴木税務会計事務所代表及びアライアンスLLPパートナー。
筑波大学大学院ビジネス科学研究科に科目等履修生として合格し、租税補佐人制度に備え「民事訴訟法」「租税手続・争訟法」を受講。
上記アライアンスLLPにおける税務訴訟事案のチームリーダーも務める。
著書に「一番よくわかる経理の仕事・基本と実務」「一番よくわかる個人事業の始め方」(いずれも西東社、共著)がある。

講師
講師
佐々木康(ささきやすし)
アイ・シー・エス通商株式会社
経理WBS1級認定講師

アイ・シー・エス通商株式会社経理部門を担当して17年。
長年経理業務専任で会社の収益に関わる仕事ではなかったが 経理WBSを導入、効率化する事により経理業務をパート化し 収益に貢献できる業務に携ることを実践した。

この経理業務の改善に着手・実践した経験より、経理WBS1級認定講座講師として、「経理担当者の地位向上とフェアな評価体制を確立する」ことをミッションとし活動中。

講義スケジュール

【開催日程】2010年10月21日(木)

【受講時間】講義時間 13:00~17:00 試験時間17:15~18:00

受講料

お一人様 35,000円(税込)
振込口座 三井住友銀行 東京中央支店 普通1615985
※試験合格後の認定料に関しては、日本売れる仕組みづくり一般財団法人にお支払いする費用として別途10,000円(税込)がかかります。

定員

30名 ※先着順となります。

開催場所

ホテルレオパレス仙台東口

(仙台市宮城野区榴岡4-6-28)

■TEL:022-706-0001

■仙台駅東口より徒歩5分

【共催】

ミカド電装商事株式会社

アイ・シー・エス通商株式会社

お問い合わせ先

日本売れる仕組みづくり一般財団法人 事務局(小久保本)
〒104-0028
東京都中央区八重洲2-3-1 住友信託銀行八重洲ビル9階
ソフトブレーン・サービス株式会社内

TEL:03-6880-2610
FAX:03-6880-2611

E-mail:pm-college@softbrain.co.jp


セミナー(ワーク)風景


お客様の声

宮城県仙台市で蓄電池設備の販売事業を展開する、ミカド電装商事の取締役社長 沢田元一郎様に受講後の感想をお聞きしました。

営業のWBSでは参加しなかった経理部の担当も具体的に経理業務のWBSであるから受講する事に意味があると。私が今回良いと思ったのは、講習を受けた経理実務責任者が内容の読み直しや、再構築が不要で、「すぐ使える」ところです。
(ミカド電装商事株式会社 取締役社長 沢田元一郎様)



私が一番心に残ったことは、「仕事とは、普通の人が最高の仕事をするための手順だ」という言葉です。
「皆が能力を高めることが会社の成長に必要不可欠だ」と信じきっていた私には、目から鱗の言葉でした。
そして、なかなか部下育成がうまくいかないことの原因もそこにあると気がつかせていただきました。本当にありがとうございます。
また、ビールを注ぐ工程の事例も、大変具体的でわかりやすく、ハッとさせられました。 これからの課題は、学ばせていただいた事をいかに具体化していくかということと、 その作業をするための時間作りをいかにしていくかという2点です。 充実した時間、素晴らしいご縁をいただけたこと、心より嬉しく思っております。
(5月21日受講いただいたお客様)


お客様の声(アンケート)

  1. 経理部門が直接会社利益をもたらすことが可能である事。「稼げる経理」
  2. 日々の業務を分解することにより、必要な業務が明確になるため効率化しやすくなる。社内全体でのとり組みが必要である。
  3. 付属資料は社内で応用して活用できるものであったので参考にさせていただきた活用したいと思います。
  4. 経理と言う一見売上に関係ないように見える仕事もWBSで分解していくと、様々な部分で営業との協業がみえてきた事とムダが見えた。
  5. 業績を上げることと、人を育てるということは、個人(育てる人)の能力によるものではなくプロセス合理化への3つのステップが重要であると再認識させられました。